特設サイト株主優待品「幽学の里米」

幽学の里米

幽学の里米

農家さんに聞きました。「幽学の里米」について
教えてください。

「幽学の里米」の名前の由来について教えてください。

「幽学の里米」は、現在の千葉県旭市を中心に房総の各地をはじめ信州上田などで、農民の教化と農村改革運動を指導し、大きな実績を残した人物「大原幽学」(1797-1858)から名前を取っています。農業技術の改良、倹約の奨励、教育の普及を通じて、自然と共生する持続可能な農業を広めた人物で、「幽学の里米」は、この歴史的背景と地域の誇りを表現したものです。
「大原幽学」は、「至誠・勤労・分度・推譲」の精神を説き、荒廃した農村の復興に尽力しました。「分度」(分相応の生活)と「推譲」(余剰を社会に還元)という考え方は現代の持続可能性の概念にも通じています。
大原幽学の教えについては「大原幽学記念館」(千葉県旭市、http://www.city.asahi.chiba.jp/yugaku/)でも詳しく学ぶことができます。

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「幽学の里米」の品種コシヒカリについて教えてください。

コシヒカリの魅力は低アミロース特性によるモチモチとした食感にあります。また、適切に栽培された低タンパク質のお米は水分吸収が良く、ふっくらとした炊き上がりになります。しかし、稲の背丈が高く倒伏しやすく(倒れやすい)栽培が難しい品種でもあります。さらに、比較的米粒が小さく、他の品種より収穫量が少なくなります。だからといって、収穫量を増やすために肥料を多く与えると、タンパク質の含有量が増加し、食味を低下させてしまいます。「幽学の里米」では、収穫量よりも品質を優先した栽培を行っています。

お米の品種別分布図

「幽学の里米」にはどのような特徴がありますか?

「幽学の里米」は、肥沃な土壌と利根川からの水をふんだんに引き込み、昼夜の温度差がある気候条件のもとで栽培しています。また、正条植えといって、稲を直線状に等間隔で植えることで、日光の当たりを均一にし、水や肥料の配分を均等になりやすくするのですが、「幽学の里米」は一般的な間隔より広くとっています。その分収穫量は減りますが、量産を目的とせず、おいしいお米を作ることを優先しています。さらに、完熟米であることも大きな特徴です。完熟米とは、稲が十分に成熟し、稲穂の養分が米粒に十分に移行した状態で収穫されたお米のことで、通常より遅い時期に刈り取ることで、米粒の味や質が向上するといわれています。
食味においては、毎年外部機関で食味値を計測して、食味値・タンパク質・アミロース値をパッケージのシールに明記しています。流通しているお米の中で、このような品質情報を消費者に表示しているのを、私たちはみかけたことがありません。
「幽学の里米」は、安心・安全はもちろんのこと、真の美味しさと品質へのこだわりを大切にしています。

幽学の里米

「幽学の里米」の商標登録を個人で取得された理由について教えてください。

主に品質の一貫性と責任の所在を明確にするためです。
お米は同じ品種、例えばコシヒカリでも、同じ地域の隣接した圃場で栽培したとしても、使用する肥料や施肥量、植え付け時の株数、水管理など、栽培方法の違いにより味や品質が変わってきます。そのため、責任と自信を持って優質なお米作りに取り組むために、2010年に個人で商標登録を取得しました。
この商標登録により、品質の一貫性を保ち、消費者の皆様に信頼できる製品を提供することが可能となりました。「幽学の里米」というブランドに込めた想いと品質へのこだわりを、これからもしっかりと守っていきたいと考えています。

幽学の里米

「幽学の里米」は、受賞歴はありますか?

「幽学の里米」は、米・食味分析鑑定士協会の「すし米コンテスト・国際大会」において品質ランク賞を2年連続で受賞した実績があります。

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精米はいつ行われていますか?

ご注文をいただいてから精米する「注文精米」を基本としています。これにより、酸化による劣化を最小限に抑えることができるため、お客様に鮮度の良い状態でお届けすることができます。精米日はパッケージに明記していますので、ご確認ください。

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