SOLXYZ 株式会社ソルクシーズ

経営からのメッセージ

 昨年の世界経済は、欧州や米国を中心に想定外の事態が続き、先行きの不透明感が増しました。その様な中、我が国経済は、為替レートや株価の乱高下は見られたものの、総じて緩やかな回復基調を維持しました。
国内IT投資は、金融関連を中心とした旺盛な開発需要により引き続き堅調に推移し、IT業界全体の人材不足は深刻化しました。

 このような中、当社は、長期・優良な案件の確保に努めるとともに、新規パートナーの開拓、パートナー管理体制の強化等を推進し、開発リソースの確保に注力致しました。この結果、主力事業である受託開発は、クレジット、証券などの金融向けを中心に順調な伸びを見ることが出来ました。

経営戦略の一つであるストック型ビジネスの強化については、クラウドサービス「Cloud Shared Office」において、継続して機能強化を図ったことでお客様から高い評価を頂き、ASPIC主催の「ベスト海外展開賞」を2年連続して受賞する事が出来ました。また、ご好評を頂いているセンサーによる見守りサービス「いまイルモ」についても、トヨタ・モビリティ基金及び名古屋大学等との共同研究である「足助病院プロジェクト」において、複数の居室を一括集中管理できる「いまイルモS」が導入されることが決定されるなど、事業拡大に向けて大きな成果を上げる事が出来ました。今後は、それら既存のソリューションに加え、注目されている「Fintech」や「AI」、「IoT」、「自動運転」などの新技術に対しても積極的に取り組んでいきたいと考えています。
 これらの方針をより効果的に推進し、対外的なアピール力を強化するため、昨年8月1日付にて「クラウド事業本部」及び「IoT事業推進室」を設置し、更に、既に公表した通りこの1月1日付けの組織変更を実施したところです。

グループ会社においては、各社が持つ高い技術力、ユニークなサービスを活かし、設立来最高益を達成した会社が複数社あるなど、全体を通して好調な一年となりました。特に、株式会社イー・アイ・ソルにおいて、山岳トンネル工事の安全管理と省エネルギー化を連動させるエネルギーマネジメントシステム「TUNNEL EYE」を株式会社錢高組と共同開発し、IoT分野における新たな製品としてリリースすることが出来ました。

今年は「21世紀型のインフラ整備」などの経済対策により、景気は引き続き緩やかな回復基調を継続するものと見られます。国内IT投資についても今後数年間は堅調に推移し、人材不足が続くことが予想されるため、ニアショアを含め、更なるビジネスパートナーの開拓を鋭意推進する方針です。

最後になりますが、当社株式は、昨年6月23日を以て、東証本則市場の市場第一部指定となりました。これもひとえに、株主の皆様をはじめ、お客様、お取引先様など、多くの関係者の皆様の温かいご支援の賜物と心より感謝申し上げます。

 当社は、グループの総力を挙げて企業価値向上に努めてまいります。皆様には引き続き、ご指導・ご鞭撻の程、宜しくお願い申し上げます。

長尾 章

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